ラノベ書いてみた_与太子の与太話

ラノベを見ていて閃きました。こんなラノベ書いてみたいな。書けるかな。お楽しみでやってみよ。

3 ヨギのおばあちゃんのこと

赤い石の実を煮込みながら、ヨギはひいおばあちゃんのことを思い出した。

 

ひいおばあちゃんは、ハッコー山脈の向こうから、この里のやってきた人だった。

 

お料理が上手で、いろんなことを知っていた。

 

鮭の頭の軟骨で、膾を作ってくれた。水ダコの頭の皮を上手におろして、刺し身にした。鮫もそこらの海をうかうか泳いでいられなかった。

ここいらの海どこの漁師に、網ですくい上げられて、魚体が港に並ぶはめになった。

そして、身は鮫ナマスになった。

 

風邪をひくと、栃の実の皮を削って、熱湯に入れて飲まされた。

すると、とろとろ眠くなって、よく眠ってしまう。朝にはけろりと治っていた。

 

ひいおばあちゃんも年取って、最後は寝たきりになった。

 

年をとるのは、みじめなことだと、ヨギは身にしみた。